人は、変われるらしい。ーレッツGO、副業ー

26の夏、僕は自分の人生に唯一ながら重大な問題を抱えていた。

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5年間の大学生活(話せば長くなる)を終え、就職を決めたのはちょっとニッチなIT系?の小さな企業。

3年働いた訳だが、職場環境は最高。みんな優しいし仕事も楽しい。与えられた動画編集などの作業はどれもやりがいがあった。

社員は20人に満たない小さな企業だったとはいえ、「めちゃくちゃ貧しい」という訳でもない。手取りはぶっちゃけ20に届かないくらいだが、これより少ない人もいるとは思う。

別に金がかかる趣味もなく、そこまで贅沢をしなければ生きていくのに問題はない。

一生一人で過ごしていくのであれば。ーーー

そう、なんと婚約してしまったのだ。

3年前には結婚なんて向いてないと思っていた自分が、だ。人生は何が起こるか本当にわからない。

別に、悠々自適ソロライフを80年くらい謳歌しようと思っていたわけではないが、もう計画もクソもないのである。

婚約と言うと誰もが「おめでとう！」と祝福してくれる一方、不安なのがやはり金銭面だ。

家を買うのか、子供をつくるのか、全ての選択にこれでもかと絡んでくるのがお金である。

「金は全てを解決する」とまではいかないが、9割はなんとかなりそうだ。そのくらい、お金はあって損しない。

多少「好きなことを仕事に」を諦めても、稼げる仕事に就くことの重要性にここで改めて気づいたのであった。(もちろん両方取れればそれが一番だけどね)

そこで目をつけたのが、タイトルにもある通り

副業

である。

幸い、自分の会社は副業OK。クリエイティブな仕事をしてることもあって、上司も後輩も何かしらやっている人がチラホラ。かく言う僕も、言ってみればプロの動画クリエイターである。

最初は簡単なYouTube向けの編集しかしてなかった自分も、撮影やモーショングラフィックス、デザインなど様々な知識がちょっとずつ身につき

インタビュー動画

スポーツ系のハイライト動画

30秒程度のネットCM

などその辺の駆け出しフリーランスができることは大体できるようになっていた。

となれば、副業の第一関門である「何やればいいの問題」はクリアだ。

単純作業を繰り返すだけの内職や、印象が良いとは言えない転売ヤーなどに手を出す必要はなくなる。

何より、ある程度頑張って仕事を選べるくらいになれば、自分が楽しいと思って出来そうな気がする。やるなら動画しかない。

せっかくやるなら記録を残したくなるもので、とりあえず今の状態と感情を一旦まとめてこの文章を書いているところである。大体新しいことを始める時、頭の中はぐるぐるゴチャゴチャしているので一度書いてみるのはオススメ。

久々に書いた長文はまとまりがなく面白みに欠け自分でも読みづらいが、これが今の現状。しゃーなし。

今後は自分が副業を始めていくにあたっての学んだことや失敗したことを書きつつ、動画編集についてのスキル的なことも少しずつまとめてみたいと思ったり。(それが続いてたまっていけば更なる収入源になってくれるかも、なんて期待もなくはない。

最後に、現時点での目標を掲げよう。全ての行動の指標になるように、シンプルに具体的に。

さあ、新しい自分へ。

24:17、退勤中の電車内でやっと書き終わり。背中バキバキ。